心置きなく参拝する

メインの仕事はすべて午前中に入れているのですが、各曜日にそれぞれ「やること」を決めています。
月曜は「駅前不動産奮闘記」の原稿書きをし、火曜は中国語を勉強することにしました。
水曜、木曜はコインパーキングの集金に充て、金曜はコインパーキングの掃除です。
土曜、日曜は主にドイツ語とフランス語のウェブレッスンを入れています。

たまに用事があって、それらの「行事」が抜けると、何か忘れ物をしたような気になります。
夕方18:30から19:30までは毎日2コマのウェブレッスンを取っており、食事を挟んで3時間の読書タイムが続きます。
最近は読書のスピードも速まり、その読書タイムに7〜8冊ぐらいの本を読むことも多くなりました。

たまに夜の会食やパーティーの予定が入ってくるのですが、これらの語学や読書タイム以上の内容が期待できないと、ちょっと出かける気にならなくなってきました。
出かけたら出かけたで「今日は来てよかった!」となるのですが、この辺の兼ね合いが実に難しいのです。

そうかと思えば毎月伊勢神宮にお参りに行っており、丸2日間は語学も読書も全くできません。
が、神宮への参拝は、語学や読書で得るものなど霞(かす)んでしまうくらいの功徳があります。
この感覚が分かってからは「仕事もせずに、参拝に2日間もかけていていいのだろうか?」という迷いは消え去りました。

例えは適切ではないかもしれませんが、フィットネスクラブに1回や2回行っただけではスマートになりませんが、継続して行くと段々と効果が出てきます。
参拝も同じことで、繰り返し行くことによって、神さまとご縁が深まっていくのです。
神道は「朝の宗教」なので、できれば早朝参拝がいいのですが、むろん午後からでもO.K.です。
ただ夜はやめておいた方がいいように思います。

ビジネスの仕事量という意味では、今の私は30代の時の3分の1以下ではないかと思います。
しかし経済的安定度や精神的安定度で言えば、今の方が10倍ぐらい上です。
その理由としては、ストックビジネスへ切り替えたことや、労働集約型業務をやめたことや、スタッフを少数精鋭にしたことや、賃貸オーナー業への移行などが考えられます。

どうしてもっと早く今の路線にしなかったのかという反省があるのですが、30代の時には「売上げ増強」や「会社拡大」しか頭が回らなかったのです。
若い時にもっと本を読んでいたら、ビジネスや人生の成功法則が会得できていたはずです。
世界一の投資家のウォーレン・バフェットのアドバイスも「もっと本を読みなさい」なのであります。