時間が生まれる

毎年、正月からしばらくの間、必ず体調を崩しているのを、5年手帳をチェックしていて気が付きました。
今年も例外なく、年末からノドが痛くなり、続いて胃が痛くなりました。
それに続いて腰痛かギックリ腰が来るはずだったのですが、しばらく来ずに安心していたら、先日、掃除機を持ち上げた途端、腰がギクッときました。

予定通り来てくれたので「ようこそ!」という感じだったのですが、やはり腰が曲がらないと不便しています。
ギックリ腰ほど酷(ひど)くはないのですが、上(うわ)向いて寝ることができません。
腰痛は何度も経験しているので、室内専用の杖まで持っているのです。

胃痛のおかげで、2週間ほどお酒を飲みませんでした。
私は本代と酒代が半端ではないのですが、当面アルコールを購入することはないと思われ、だいぶ小遣いが助かりそうです。

胃痛も収まってきたので、そうっと日本酒とワインを飲んだのですが、不思議なことに全然美味しく感じられなかったのです。
40年間以上ずっと飲み続けてきたので、ここでやめるわけにはいかないと思うのですが、ひょっとしたら飲酒量が半分以下になるかもしれません。

今まででも、あまり料理に期待できないパーティーなどでは、最初からアルコールを飲まないつもりでクルマで出かけたことは何度かあります。
が、先日行った一流の和食店での少人数の会食でも、全くお酒を飲みませんでした。
ということは、クルマで往復できるということでもあります。
夜、クルマでの「ドア・ツー・ドア」の移動は、電車の乗り換えなどがある場合と比べると、実に楽だということを今回改めて感じました。

朝食を軽食にしたり、パソコン相手に将棋をしなかったり、フェイスブックのチェックを1日1回に絞ったり、家でお酒を飲まなかったりするだけで、時間が生み出され、今までより毎日2,3冊の本が多く読めるようになっています。
会社の経費削減でも、知恵を絞ればいくつもアイデアが出てくるように、時間節約も様々な工夫により、まだまだできるような気がしています。

こうして書いてみると、なんだかストイックすぎるようですが、実際には“ちっとも”苦痛ではなく、むしろワクワクした感じで実践しています。
反省点はただ一つ「今までどうしてやってこなかったのか?!」なのであります。