フランス語と中国語

ウェブレッスンはいくつものレベルに分かれており、一つのレベルは20レッスンから成り立っています。
英語とドイツ語は(一応)最上級のレベルを、またフランス語は下から2つ目と3つ目あたりをウロウロしております。
フランス語よりも1年遅れて始めた中国語も、フランス語と同程度のレベルにおります。
が、もう少ししたら、中国語がフランス語を追い越しそうです。

なぜフランス語の学習進行がそんなに遅いかというと、同じレベルを何度も繰り返しているからです。
そうしないと次のレベルに上がっても、チンプンカンプンになることが分かっているからです。
下から2番目のレベルなどは、もう6度目を繰り返しております。
が、全然飽きません。
しかも6回も繰り返しているのに毎回新しい発見があり、多分10回は繰り返すのではないかという気がしております。

同じレッスンの内容なのに、教える先生によって、こちらの吸収の仕方が違ってきます。
「教え方」の差でもあるし「人柄」の差でもあります。
語学の場合、先生との相性がかなり大きな影響を持つことを、ウェブレッスンで1対1で学んでいるとよく分かります。

フランス語の日本人の女性講師は「女子力」の高い人が多く、またレッスンの内容も濃く、毎回レッスンを楽しみにしています。
新しいフランス人の先生が男女1名ずつ加わったのですが、両者ともレッスンがあっという間に過ぎてしまうほどワクワク感がありました。

中国語の先生は全員中国人女性ですが、どの先生のレッスンも予想に反して(失礼!)極めて満足度が高いのです。
中国語独特のイントネーションを真似するのが面白く、至福の時間を過ごしております。

フランス語も中国語も、発音だけは先生に褒められ、ちょっと自信が出てきました。
ところが上手く発音できても、30秒後には完全に忘れてしまうのが玉にキズなのです(大きなキズです)。
が、もう気にしないことにしました。
努力は自分の分野ですが、頭の良し悪しは神様の分野だからです。

楽しみながら語学を続けていると、上達のコツのようなものが朧気(おぼろげ)ながら分かってきたような気がします。
ひとことで言うと「語彙力」であり、また「音読」の大切さです。