ワークシート

会社で毎週1回、さまざまな分野の課題を出し、各自が手書きで書き入れる作業をしています。
頭の中でモヤモヤしているものを、書くことによってハッキリさせるわけです。
これを毎週書くことによって、私自身は「やるべきこと」が着実に見えてきました。

会社全体での取り組みはいったん中断したのですが、あまりに効果があったため、私は一人ででも続けていこうと思っています。
どんな課題かというと、例えば「あなたが続けたいと思っている良い習慣や、習慣にしたいことを5つ書いてください」や、「『私はこんな人になりたい』を書いてください」や、「あなたの『2017年5大ニュース』を書いてください。まだ実現できていないこともO.K.です」などです。

感覚的な数字で申し訳ないのですが、私はこれらのワークシートを書くことによって、生活の「効率」や「質」が3割アップしたように思います。
時間も3割カットでき、中身も3割濃厚になりました。

ワークシートを書くことによって、いろいろなことが分かりました。
昔は「1日3食キチンと食べるべきだ」と思い込んでいたのですが、今はむしろ昼食を抜いた1日2食の方が体調がよくなることが分かりました。
また晩酌をして酔っ払い、そのあとウダウダとテレビを見続けるということもなくなりました。
父親が家で“だらしない”姿をしていると、子供たちから尊敬されないのです。

将来の夢や目標といった大層なものでなくても「こうしたい」ということを小まめに書いていくと、実際そのようになっていくということも、ワークシートを通して学びました。
小さな目標を少しずつ達成していくことが、やがて大きな「夢」の実現に通じていくのだと思います。

当たり前のような小さな目標も書いていくべきなのです。
書けば実行するし、そして簡単にクリアできてしまいます。
手帳に予定を記入するとき「果たしてこの予定が達成できるかどうか?」などと疑いながら書くことはまずないはずです。
書けば余程のことがない限り、100%達成できてしまいます。

大きな目標だって同じことで、書いてしまえばいいのです。
書いた目標は潜在意識が勝手に実現してくれると思っていたのですが、ひょっとしたら潜在意識は、実現できないことは最初から書かせないのではないかという気が最近してきました。
つまり実現できることだけを書かせるというわけです。
だから書いた時点で実現したも同然なのです。