朝型に少し戻していく

私は昔は完全に「朝型人間」だったのですが、夜に読書タイムを設(もう)け出してからは「夜型」に移行しました。
おかげで読書量は飛躍的に伸びたのですが、仕事面ではあまりプラスとは言えないような気もしています。

私自身の感覚では「早起き」とは「朝4時起き」です。
朝4時に起きている人と、7時に起きる人とでは、もう既にそこで3時間もの差が出てしまいます。
同じ24時間なのに、早起きしたほうが1日の活動時間が長い感じがするのです。

自動車関連のメーカーで、宝塚が本社の上場企業があります。
利益もシッカリ上げ、有利子負債もゼロの、手堅い優良会社です。
そこの社長を知っているのですが、毎朝6時半に出社するそうです。
会社の始業時間までには、自分の仕事はすべて終わっているとのこと。

こういった会社の株を買い、買ったことも忘れて長期間持ち続ける人が、結局「勝ち組」の投資家になるのではないかと思います。
私もその会社の株を持っていたのですが、値上がりした時に売ってしまいました。
ところがそこからまだ値上がりし、今や私が売った値段の3倍になっています。
その会社の社長を尊敬しているのに、少々の値上がり益で株を売ってしまった罰なのであります。
それにしても3倍にも上がると、心理的に「もう買えない」と思ってしまいます。

話を「早起き」に戻します。
若い頃に「早起きは3億の得」と教えてもらったことがあります。
その時の3億円は当時の私の実力から言えば、雲の上の話のような額で、単なる例え話だと思っていました。
が、今は「早起きすれば3億円ぐらいのプラスは当然あるだろう」と、より現実的に受け止めることができます。

私は目覚ましをかけないのですが、カーテンを開けて寝ているので、朝、外が明るくなってきたら自然に目が覚めます。
春分の日も過ぎたので、これからは明るくなる時間が段々と早くなっていきます。
と言うことは、目も早く覚めるということでもあります。
1日の動きを少し朝型に戻していこうと思っています。