ボンジュール!

デグチ・メソッドの語学部門の教えの中に「自分の頭の悪さに“いちいち”ガックリしない」というのがあります。
継続こそが上達の要(かなめ)であって、ガックリなんかしている暇はないのです。
「継続は力なり」と言いますが、まさに継続こそ人生に勝利するカギなのです。

今年からフランス語を始めました。
何の先入観もなく、じっと耳を澄まして先生の言うとおりに発音するのは実に楽しいのです。
「発音が上手い」とそれぞれ別の先生から褒められ、今のところモチベーションはマックスを維持しております。

ところが聞いたことをすぐに忘れるのです。
「今日習ったことを明日になったら忘れる」といったレベルではなく、大袈裟ではなく1分後には忘れているのです。
自分でも「どれだけアホか」と驚くのですが、デグチ・メソッドの「尊い教え」のおかげで落ち込むことは全然ありません。

もう少し予習復習をすればいいのですが、そもそも自分で予習復習が出来るぐらいならウェブレッスンなんて受けなくてもいいわけです。
またそんなマジメで優秀な生徒なら、あっという間に上手くなってしまって、フランス語やドイツ語や英語の先生はすぐに失業して困るじゃないですか。

語学における会話上達のコツを発見しました。
それは出来るだけ手を使うことなのです。
単に口で言うだけでなく、その時に手を一緒に使うと、数倍話しやすくなります。
文章を読む時も手でリズムを取りながら読んでいくと、スムーズさが全然違うのです。

演説でも、単に文章を棒読みするのと、手を使って情熱的に話すとでは、相手に与えるインパクトが全く違ってきます。
普通の会話でも手を使えばいいのです。
特に外国語の場合は、ちょっと大げさすぎる手の振りぐらいでちょうどいいのではないかと思います。

フランス語は本当にゼロからのスタートなのですが、ドイツ語もおぼつかないのに、全く新しい言語を始めてもいいのだろうかと、最初は危惧していました。
あるいは頭の中で混乱してしまって、虻蜂(あぶはち)取らずの状態になるのではないかと心配していたのです。

しかしそれは完全に杞憂でした。
もし時間があれば、例えばもう一つ中国語を加えても十分に語学学習を続けていける自信があります。

フランス語を話すときは、ちょっとキザに気取ってみるのが似合っていますね。
ドイツ語を2レッスン続けて受講するのは”ちょっと”苦しいのですが、フランス語なら行けそうな感じなのです。
「ひょっとしたら自分はフランス語の天才かも知れない」と新しい妄想の中で生きている今日この頃なのであります。