捨てると運気が上がる

「家の中にあるモノのうち半分が不要な『ゴミ』だ」と喝破した人がいましたが、まさにその通りだと思うのです。
少なくとも1年以上使っていないものは、もう2度と使わないのではないでしょうか。

これが会社となると“もっと”複雑で、未来永劫使わないものを20年以上保存しているなんてことは日常茶飯事です。
誰が何のために保存しているのかさえ分からない書類も、山のように「大事に」保存されています。
やっぱり定期的に、そして強制的に捨てるべきなのです。

今はネット販売が発達しているので、同じようなものがいつでも買えます。
必要ならまた買えばいいのです。
必要もないのに高い家賃を払って空間を占拠させておく理由は一つもないはずです。
従って「予備のために在庫している」というのは大きな間違いで、在庫は「クラウド」(アマゾンやアスクル楽天など)に置いていると思えばいいのです。

できるだけシンプルな生き方をしていこうと思っています。
そのためにもモノを減らすべきです。
モノを減らすと掃除がしやすくなります。
順番としては「モノを捨てる」が掃除の先に来ます。
私のような掃除オタクが言っているのだから間違いありません。

モノが少ないと探す手間も省けます。
モノを捜す作業は「ムダ」の中でトップ3に入っているはずです。
またモノを捜す時間は付加価値ゼロでもあります。
「捨てる」は会社の仕事の中でも最優先の仕事だと思うし、最優先であるがゆえにトップの仕事でもあります。

服でも「お気に入り」でないものは2度と着ないはずです。
捨てるとオシャレになります。
なぜなら自分に似合う「お気に入り」の服ばかりが残るからです。
ウソかホントか知りませんが「フランス女性は10着しか服を持たない」という本がありましたが、削ぎに削いだあとの10着なので、ワクワクする服だけが残らざるを得ないのです。

「1日1捨て」をすると、急激に運気が上がるのを感じます。
「やましたひでこ」さんは断捨離を提唱され、確かその言葉を登録されているはずですが、私も「1日1捨て」を提唱及び実行していこうと思っています。
「捨てると浮かぶ(運気が上がる)」というのもホントで、これをもっと世の中に広めていく使命があるのかもしれないと思っています。