「いかにたくさん本を読むか」は、「いかに読書が仕事や人生にとって大事か」を理解しているか否かによって左右されると思います。
私は読書数が年1,000冊を超えたあたりから、明らかに見える「景色」が違ってきたことを実感したのですが、そのことが分かるには年1,000冊読まねばならず、ニワトリが先かタマゴが先かの話になってしまいます。
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あまりに仕事が忙しい人は、ほとんどの場合、本をあまり読んでいないことが多いように思います。
2,3年は自分の直感と努力でやっていけるのですが、次第にアイデアが枯渇してくるのです。
そんな時に今までの成功体験から驕(おご)りが出てくるともう大変。
枯渇と驕慢のダブルパンチでクレパスの下へ真っ逆さまというケースが少なくありません。
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忙しさにかまけて読書をおろそかにするのは、将来を放棄するのと同じだと思うのです。
読書をすると明るい未来が開けます(ホントです)。
また、かなりの確率で災難から逃れることが出来ます。
なぜなら本を読んでいたら、直接か間接かは別として、難儀から逃れる方法が書いてあるからです。
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ちょっとしたスキマ時間だけを使って本を読んでも、たぶん月に10冊程度は読めるはずです(かつての私がそうでした)。
が、多読を目指そうとしたら、やはり毎日一定の時間を確保すべきだと思うのです。
夜読めなければ早朝を読書の時間に充てるのも一つの方法です。
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電車の中などは絶好の読書タイムだと思うのですが、ゆったりと座って本を読むためにも、2時間ほど早く出勤すればいいと思うのです。
と、言いながらサラリーマン時代の私はそんなことはしませんでした。
今なら間違いなく実行していると思います。
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私の読書数が飛躍的に伸びたのは、やはり夜の読書タイムをキッチリ取り出してからです。
夜9時から12時までは読書タイムに充てています。
これは私にとっては何よりも貴重な時間で、例外は友人やスタッフとの会食や出張ぐらいです。
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「早寝早起き」が長い間私のトレードマークになっており、友人たちの間にも私の早起きは浸透していました。
が、夜の12時まで本を読んでいると、さすがに早起きは出来ません。
しかしながらそれ以上に夜の読書タイムは有益なのです。
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私のように3時間も読書タイムを取るのは難しいかもしれませんが、これが30分や1時間ならどうでしょうか?
読書によって人生が変わっていくのは間違いがないので、トライしてみる価値は十分にあると思うのです。