筋トレ「R」

テレビでも宣伝している筋トレの「R」に初めて行ってきました。
帰りは足が上がらず引きずって帰らなければならない状況を想定していたのですが、今回は半分以上が食事の注意点などの解説で、実際にトレーニングしたのはわずか20分。
従って何の身体的支障もきたさず帰路につけ、ちょっと拍子抜けしました。

レーニング室は個室になっているのですが、トレーニングの加圧から思わず出る「雄叫び」が廊下を歩いていると聞こえてきます。
どんなに苛酷なトレーニングが行われているかと非常に気になったのですが、それと今回の私が受けた軽いトレーニングとのギャップがあり過ぎ、余計に拍子抜けしたわけです。

食事の解説でも、心底納得できるというものでもありませんでした。
「R」では水を1日3リットル飲むように勧めます。
水を大量に飲むべきか否かという問題には色んな考え方があり、私は「あまり飲まない方がいい」という考えの方を支持しています。
一倉定先生や石原結實さんなどは「飲まない派」なのですが、「飲まない派」の方が「飲むべき派」の人たちより、総合的な信頼度が高いような気がするのです。

「正しい食生活」に関する本を今まで百冊以上読んできていますが、体に良い食事は結局「和食」だという結論はハッキリしているように思うのです。
それから言うと肉も控えた方がいいように思うのですが、こればかりは人によって全然違うので、一概には言えません。

霊的な観点から言うと、肉は止めたが方がいいように感じるのですが、これについては宗教家でも違うのです。
生長の家谷口雅春先生は肉をお召しにならなかったし、GLA高橋信次さんは肉が大好きだったようです。
仏教は肉を食さないし、キリスト教は肉への拘(こだわ)りはありません。

「R」では1日3食を薦めていますが、実際に私は1日2食にして体調が良くなりました。
40歳を超えると、1日3食は多すぎるように思います。
日本人が1日3食食べるようになったのは江戸時代以降だし、何も1日3食が絶対的なものでもなんでもないのです。
伊勢神宮では「日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)」という儀式が1,000年以上毎日欠かさず続けられていますが、これは1日2回天照大神(アマテラスおおみかみ)に食事を供する儀式です。
日本の最も偉い神さまでも1日2食なのだから、人間が3食も戴くのは申し訳ないと私など思ってしまうのです。

「R」では今日は“ほんの”チョッピリ腹筋とスクワットをしました。
家で自分一人ででも出来るメニューだったのですが、やはり隣で「イッチ、ニーッ、サン、シー!」と声をかけてくれる人がいないと、なかなか出来るものではないなと思いながらやっておりました。
次回からのトレーニングが楽しみです。