年末休みの一日 その2

新しいスマホを購入すべく、大阪へ出ました。
iPhoneスマホは、設定が私には難しすぎるからダメだと妻から言われていたので、妻と同じソニー製のDスマホにすることにしました。
これならアプリの追加なども彼女に任せてしまえるからです。

超大型店のYカメラ梅田店へ行きました。
スマホを買いに大阪まで出るなんてことは、休みだからこそできることです。
普段だと時間が足らず、とても出来ることではありません。
しかしながら店には、家電を始め新しい製品がズラリと並んでいるのを見て、たまにはこういったところに顔を出して時代の流れを知ることも大切だという気がしました。

超大型店のYカメラに入ると、一番いい場所にソフトバンクが大きなスペースを確保していて、その次がau
私はD社のスマホを買いに来たのですが、奥の片隅に追いやられておりました。
わざわざ店員さんに売っている場所を聞かないと、その場所に辿(たど)り着かなかったのです。

そこに行くと番号札を渡され、30分後にもう一度行かなければなりませんでした。
スマホというのは、お店へ行き気に入ったからといって、スッと買えるものではないのですね。
順番が来て店員さんに対応してもらったのですが、そこから1時間もかかって結局その日には買えないことが分かりました。

なんでも支払い方法の承諾を「センター」に取らなければいけないのだけれど、年末で電話が繋がらないとのこと。
よく分からない変な理由なのですが、世の中には買いたくても買えないことがあるのだということを知りました。
Yカメラや携帯のD社の悪口を言っているのではありません。
むしろ私はこれらの会社のファンでもあります。

計1時間半もの時間をムダにしたわけですが、その間、全くイライラしたり怒ったりしていない自分を発見し、ビックリしました。
今までの私なら間違いなく心を乱していたはずで、店員さんに食ってかかっていたかもしれません。

自分が休みで気持ちに余裕があったことや、1人ではなく社員と一緒だったこともあるのですが、これも「伊勢神宮効果」であるに違いないと、その時ハッキリと感じたのです。
神さまからいつも守られている実感があったり、感謝の気持ちがあったりするのですが、少々のことでは自分の気持ちが乱れなくなってきたのも事実なのです。
思わぬところで神宮への月参りの効果を知らされたわけです。
「一見自分に不利なことが起こっても、それには意味がある」ことを私は知っていたのですが、今このブログを書いていて、1時間半ものムダは、自分の心の成長を気づかせるためのものだったことが分かったのです。