将来を書いていく

時たま、手帳に記入した数か月先までの予定をチェックしていきます。
新幹線やホテルはもちろんのこと、予約すべきものはすべて予約を入れていきます。
チェックの際、気がついたこともドンドン手帳に記入し、当日落ち度がないようにしています。

伊勢神宮への月参りに宿泊するホテルも1年前から予約できるので、今は来年の分まで手帳に書き入れています。
こういう時に「5年手帳」が威力を発揮するわけです。
散髪なども昨年末に今年の1年分はすべて予約しました。
今年の海外旅行も社内旅行の分を除いては、すべて飛行機もホテルも予約済みです。

先日、6か月先までのフォローをしていたら3時間ほどかかりました。
しかしながら色んなことが明確になり、より具体化したイメージを各予定に持つことが出来ました。
これは特にビジネスマパーソンにとっては、かなり有意義で重要な作業ではないかと思いました。

将来の予定に意識を集中して「必要なもの」や「やるべきこと」を手帳に記入したり考えたりすることは、将来を自分の手で構築していくのと同じことではないかと感じるのです。
将来のことはわからないというけれど、かなりの部分を実は自分の手で作り出すことが出来るのではないでしょうか。
将来のことを書いていくという作業は「将来を作り上げていく力」に直結していると感じるのです。

祈りを過去形で念ずると、実現する確率が高くなるという精神世界の法則があります。
「○○をお願いします」というのではなく「○○が実現できてありがとうございました」というのが正解。
これは霊的力も持ち、名医でもあった塩谷信男さんの著書にも書かれていることです。

会社の経営計画書も、結局目指すものは同じかもしれません。
自分の理想とする状態をまずは書いてみるわけです。
書いているうちにイメージが具現化し、その方向へ会社が向かって行くのだと思います。
経営計画書というと、経営者はすぐにP/Lのことを書きたがるのですが、一倉定先生は自分が理想とするB/Sを書かせて、そうなるにはどうすればいいのかを考えさせました。

私は「明日の商品」であるデグチ・メソッドの計画書を書いてみようと思います。
「何年後にどうなっていたいのか?」を考え、そしてそのために「今から何をしていくべきか?」をもう少し詳細に考えていきたいと思います。