「コインパーキング」と「賃貸管理」事業

優秀な経営者の本を先日から何冊か読み、共通して書いてあったことがあります。
それは「何のために自社があるのか?」や「何を持って世の中に役立つか?」といった根本的な問いかけです。
経営理念を持った企業は強いし「生き方」がブレません。

当社の場合、昭和20年創業という特色があり、来年は創業70周年を迎えます。
ただし当初は不動産業ではなく、建設業でした。
会社が70年間生き残る確率は、1%を切っているはずです。
良くも悪くも老舗企業なのだから、誇りを持ってやっていかなければいけないと思っています。

当社の事業の一つにコインパーキングがあります。
このコンセプトが「便利・キレイ・入れやすい」。
当社の場合、大手のコインパーキング運営会社とは違い、比較的小規模なコインパーキングを宝塚市内だけで運営しています。

「キレイ」に関しては、週に2回ずつ清掃を入れています。
「入れやすい」は最初の区画割で決まってしまうのですが、これも完全にクリアしていると思います。

コインパーキングは実際に開設してみないと、成功するかどうかわからないところがあるのですが、当社も色々な条件のところで開設してきました。
「こんなところでオープンして利用者があるのだろうか?」というようなところでも、開設後多くの利用車があると、世の中の役に立っているという気がして、とてもうれしく感じます。
利用車が多いということは、ユーザーにとって「便利な」コインパーキングである証拠でもあります。

「賃貸管理」も当社の商品の一つなのですが、出来る限り狭域エリアで密度の濃い仕事をしていきたいと思っています。
今は新規受託というより、既存のオーナー様に「より良い」サービスを提供できるように、意識を集中していきたいと考えています。
キチンとした管理システムが出来上がったならば、そのあとの管理戸数は自信を持っていくらでも増やせると思うのです。

管理ソフトやインターネットを駆使して、より効率的なシステムを作り上げていこうと思います。
またアウトソーシング出来るものは極力アウトソーシングしていくべきだと思っています。
いわば「固定費の変動費化」であります。
そうすることによって固定費を低く抑えたいと思うのです。
固定費が低いと経営が楽だし、また倒産しにくいと思うのです。