「経営・人生統合計画書」

会社の経営でも、個人のキャリアでも、方針や方向が決まらないと、経営資源やエネルギーをなかなか集中させることができません。

やみくもに頑張るのではなく、やっぱり先にキチンと計画を練る必要があるように思うのです。

このブログでも何回も書いたのですが、掘っ立て小屋くらいなら設計図なしでデキてしまいますが、高層ビルが設計図なしで完成するなんてことは決してありません。

経営や人生も然(しか)り。

繁栄している会社は、そのほとんどが経営方針書(計画書)を作成しています。

当社も昔は経営方針書をこしらえ、来賓を招き、経営方針発表会をホテルで行うようなことまでしてきたのですが、いつの間にかやらなくなってしまいました。

が、今は会社と自分の人生を絡(から)めた計画書に変更し、「経営・人生統合計画書」を作成しています。

小さな会社にしたおかげで、会社と自分とを一体化して考えることができるようになりました。

会社の経営方針書を作成しているときは、将来の売上を記入する場合でも、何となくウソ臭い感じが自分でもしておりました。

従って経営方針書自体も胡散(うさん)臭い。

ところが「経営・人生統合計画書」の場合だと、まさに自分の生き方そのものが関わって来るので、リアルさや真剣さが違ってくるのです。

「経営・人生統合計画書」には将来の会社の(理想の)姿も書いているわけですが、「自分のやりたいこと」や「なりたい自分」も書き入れています。

書き続けているうちに、あれやこれやと迷っていた「次の一手」がハッキリしてきました。

要は「一つ一つコツコツと収益物件を増やす」のが「次の一手」だったわけです。

具体的な案件に対しては柔軟に対応し、それが賃貸戸建てであるのか、コインパーキングであるのか、コインランドリーであるのか、介護施設であるのかは分かりませんが、その時のベストを選択すればいいと思っています。

それにしてもお金を貯めなければいけないわけです。