人生の第3ステージ

大学を卒業するまでを「人生の第1ステージ」だとすると「こうすればよかったのに」ということがいっぱいあります。
もし今の自分が過去の大学時代をもう一度過ごすとしたら、たぶん勉強的には3倍以上の成果を上げているに違いありません。
それだけ反省点が多いわけです。

社会人になってから60歳までを「人生の第2ステージ」とするならば、それこそ反省のオンパレードです。
途中バブルやバブル崩壊もあり「よくまあ今こうして無事であることだ」と心底思うぐらいです。
さまざまな出来事や反省点があるのですが、まだ口にするには生々しすぎ、もう少し時間が経って風化してから語りたいと思います(たぶん語らないと思いますが)。

人生の第2ステージのあとは、還暦以降の「人生の第3ステージ」。
還暦がこれほどケジメになるとは予想以上でした。
新しい仕事を始めるにしても、新しい勉強をやり出すにせよ、仮に65歳ぐらいでリタイアしてしまうのでは、時間が足らなすぎるのです。
「どうせ時間が限られているのだから、やめておこう」となっては、元も子もありません。
そこで私は「95歳までバリバリの現役」を目指し、60歳からでもあと35年たっぷりとあるように設定しました。

本当に95歳まで現役で行けるかどうかは、寿命という神様の分野も含まれるのですが、そちらは神様に全託し、自分で出来る範囲だけはシッカリとフォローしようと思っています。
例えば、寿命は神様の領域ですが、健康保持はかなりの部分は自分でケアできます。
いま健康の本もたくさん読んでいて、90歳代でも十二分に仕事が出来る体にしようと思っています。
胃腸の調子が劇的によくなったのも、その一環です。

できるなら「健康」のプロになりたいと思っています。
一倉定先生は超一流の経営コンサルタントでしたが、食事と健康の関連を書いた本も出されています。
医者は病気のプロかも知れないけれど、健康のプロではありません。
いくつになっても気力に満ち溢れた健康体の研究は、かなりやりがいのある分野でもあると思うのです。