「健康」を勉強する

愛情とか友愛とかはさておいて、人生で一番大切(必要)なのは「健康」と「お金」に違いありません。

この2つさえあれば、幸せ度ほぼ100%と言っても過言ではないと思います。

しかるに「健康」や「お金」のことは学校でほとんど学ばないし、社会へ出てからも学ぶ機会はほぼゼロに近いのではないでしょうか。

自分が20代の頃はまだ将来像がイメージできてなかったので、どうやっていったらいいのかが分からず(人生を)ウロウロしており、健康のことなど「これっぽっち」も考えたことはありません。

30代になるとバブルで仕事が猛烈に忙しくなり、またその後バブル崩壊で業績も気持ちも落ち込んだりしていたので、やはり健康に構っている余裕はありませんでした。

阪神大震災1年後には結核4カ月もの入院も経験しました。

自分の健康に関心を持ち出したのは、ようやく還暦を迎えた頃です。

私の場合は、何でも「とりあえず」本を読むことから始めるので、いわゆる「健康本」はもう相当読んできたと思います。

本によっては真逆のことが書いてあったり、また体質的に自分には合わないことが書いてあったりします。

が、読んでいくうちに段々と分かってくることが多いのです。

例えば「鼻呼吸」については、どの本も「いい」と勧めています。

何かの作業をしている時に、口呼吸になっていることがあります。

口呼吸になっている時は、精神にスキが生まれている時ではないかと感じています。

意識して鼻呼吸にすべきだし、逆に口呼吸でないと耐えられないほどの運動はやめようと思っています。

口呼吸にしなければいけないほどの激しい運動は(私の場合)むしろカラダに悪いのではないかと思うのです。