ブログを書くメリット

ブログを毎日書いていると、それが生活の中核となってきました。
書いているうちに考えがまとまってきて、それまで分からなかったことがスッキリと頭の中で整理される経験は何度もしています。
もっとスゴイのは、書いているうちにインスピレーションが降りてくることが、たまにあることです。

昔は講演をしていたことがあったのですが、講演中にもインスピレーションが降りてくることがあり、自分の頭の中にはないようなことを話していることがありました。
自分で喋(しゃべ)りながら「ああそうだったのか」と感心していたわけで、いい気なものです。
そういう時は自分ではない誰かが自分に代わって話しているのだと思います。

一流の作家や漫画家は、必ずインスピレーションが降りてくる経験をしているはずです。
昔、ある画家の方とお話しした時に「自分の役割は絵を描く努力をすることではなく、いかに心を整え、インスピレーションが降りてきやすい状態にするかだ」と仰っていたことを思い出しました。

自分の将来のことを書いている時なども、書いているうちにグッド・アイデアが出たりすることは“しょっちゅう”です。
従って会社経営にもそれを応用したいのですが、やはり企業秘密的なこともあるので、ブログではなかなか書きにくいのが残念です。
そちらの方は「経営計画書」を作成するなりして、考えていかなければならないのかもしれません。

ブログで書いたことを、自分が担当している新聞のコラムのネタに使っています。
そのコラムの数が4年分溜まると、1冊の本になります。
4年に1度の出版なので、まるでオリンピックのようなのですが、実際オリンピックの年に本を出しています。
今年はオリンピックの年なので、久々に本が出来上がる予定です。
ということで、ブログがやがて本になるという励みがあります。

もう3年以上ブログを毎日書いているのですが、それ以前も2年間ほど継続して書いておりました。
それが中断したのは入院したから。
それでもベッドに寝転びながらもパソコンを打つ努力をしていたのですが、病院の電波の状態が悪く、断念した経緯があります。
それがなければ5年ほど続いていたはずです。
ブログ中断の恐れは、海外旅行中が案外一番大きいのです。
インターネットがつながらない状態になったり、飛行機に乗っていたりすることがあるからです。