ブログの話から投資の話へ

ブログを書き始めたのは7年ほど前になるのですが、ここ3年ほどは1日も休まず毎日書き続けています。
今チェックしてみると1116日間の継続となっていたので、知らぬ間に3年を超えてしまっていました(3年達成記念か何かをしようと思っていました)。
週刊住宅新聞』に『駅前不動産屋奮闘記』というコラムを連載しているのですが、ブログを書いているおかげで、そのコラムのネタに困ることはありません。
コラムがたまると本が1冊でき上がるので、ブログがやがて本になるという楽しみもあります。

毎日ブログを書いていて、ブログのネタに困ることはないかと問われれば、やはり「ある」わけです。
文章が書けないと言うより、何を書けばいいのか分からない状態になることがよくあります。
そんな時はじっと、書きたいことが内面からムクムクと湧き上がってくるのを待ちます。
たぶんプロの作家でも同じようなことをしているのではないでしょうか。

「ブログを書く」と「本を読む」と「語学の勉強」は私の知的生活のコアです。
ありがたいことにこれらの活動には定年はないのです。
仕事の面でも「95歳までバリバリの現役」を目標としているのですが、知的生活でも生涯現役を貫きたいと思うのです。

「恒産無ければ恒心無し」で、知的生活には経済的安定がどうしても不可欠です。
そのためにも若い時から「汗水たらして不労所得をつくる」ことが求められると思うのです。
蓄財も当然必要なのですが、収益を生んでいくものを確保していくことも極めて大事だと思います。
投資は長い時間をかけてやるべきで、短期間に勝負しようとするから破綻するわけです。

キャピタルゲインは一瞬の利益です。
そうではなくインカムゲインこそ投資の王道だと思うのです。
値上がりを見込んで株を買うのは一種のバクチです。
配当収益を見込んで株を買うのが本当の投資。
その会社が倒産して株券がパァになってはいけないので「利益剰余金」がたっぷりあって「有利子負債」がゼロで、しかも「配当利回り」の高い株を選んで買うべきです。
ついでに言えば、自分が応援したくなるような会社の株でありたいものです。

不動産だって全く同じ。
売って譲渡益を出すのではなく、収益が上がる不動産を所有し続けるべきだと思うのです。
一等地であれば15年に1度ぐらいはミニバブルが来ることがあるので、その時にご縁があれば売却してもいいかもしれません。
不動産投資は欲ではなく、時間を味方にしないとなかなか成功しづらいのであります。