燃える英語

英語とドイツ語のウェブ・レッスンを申込み、もう既に2,3回のレッスンを受けたのですが、なかなかいいように思います。
わざわざ教室へ行く時間と手間が省け、忙しいビジネスパーソンにはピッタリです。
最初の10分間は画面に出てくる単語や文章を自習し、あとの20分で講師とマンツーマンの個人レッスンとなります。
計30分ですが、この時間も長すぎず短すぎず、ちょうどいいのです。
続けて2レッスン取ることも可能なのですが、あまりムリすると続かなくなります。

料金は年間の前払いなので“そこそこ”するのですが、今は日本のGDPを上げるためにも、お金を使うことを心掛けようと思っているので、ちょうどいい使い道になりました。
けっこう至福の30分なので、そういう意味ではコストパーフォーマンスは悪くないのです。

先日、大手証券会社に5年間勤めた若い男性が会社を辞め、英語を学ぶために留学するとの話を聞きました。
自分が今まで貯めてきたお金をぶち込んで勉強するのだそうです。
彼いわく「今はグローバルに仕事をしようと思ったら、とにかく英語。韓国人でも中国人でもビジネスではすべて英語を話している。自分も英語をマスターして、世界を舞台で頑張ってみたい」とのことです。
何とも頼もしいではないですか。

英語のように多国間言語になった言葉は、変化しシンプルになっていく傾向があります。
英語は元々ドイツ語だったと言っても、そう大きな間違いではないと思うのですが、ドイツ語と比べれば英語は文法的に実にシンプルに変化していっているのがよく分かります(ただし発音はフランス語なども混入しているので、英語の方が難しいのですが)。

英語を母国語としている国民は、英語学習では当然圧倒的に有利なわけですが、だからといって「ビジネス英語」が話せるとは限りません(日本語でもすべての人が「ビジネス日本語」を話せるとは限らないのと同じです)。
またネイティブだから読書階層であるとも限りません。

私はそこが付け目だと思っているのです。
ウェル・エデゥケイテッド・イングリッシュ(well educated English・教養ある英語)の使い手で、かなりの読書人になりさえすれば、けっこう大きな顔をして、英語の世界に入って行けるのではないかと考えています。