久しぶりに会社のビルのまわりを時間をかけて掃除しました。
少し掃除の手を抜くと、雑草が生えたり枯葉がたまったりしてきます。
今まで1階の店舗にいたときは、会社まわりを毎日掃除していたのですが、2階のオフィスに移ってからは毎日というわけにはいかなくなってしまいました。
じっくりと掃除していると「この汚れがいろいろと『悪さ』をしていたのだな」ということがよく分かりました。
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「整理・整頓・清掃」は単に見た目だけでなく、目に見えない波動も整えているのだと思います。
わが師鍵山秀三郎先生は50年近く「本気の掃除」を続けておられるのですが、掃除をすると「氣」がよくなるとおっしゃいます。
それも目に見えるところだけでなく、目に見えない場所を掃除しても「氣が通る」のが分かるのだそうです。
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乱れた氣が災難や不幸を呼ぶのです。
人生には「上り坂」、「下り坂」、「まさか」の3つの「さか」があると言われますが、「整理・整頓・清掃」を徹底していると、かなりの「まさか」を排除できるように思います。
難を逃れることが出来るわけです。
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今まで気になっていたところを掃除し、気持ち的にもスッキリしました。
このところポツポツと起きた「具合の悪い案件」が、何だか消えてなくなりそうな気がしてきたのです。
掃除を徹底して早々、それらの案件の一つが片付きました。
間違いなく「掃除効果」だと確信しました。
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人生や会社の経営には、幾度となく運・不運の波が押し寄せてきます。
一定の確率で来るので、この動き自体はどうしようもないのですが、温和な「中道的生き方」や「整理・整頓・清掃」で、災難の割合を小さくすることは出来るように思うのです。
ただそれでも「まさか」はやはり起きるわけです。
困難にぶち当たった孔子を見て、弟子の子路が「君子でも窮することがあるのか」と問うたところ、孔子は「君子もとより窮す。小人窮すればすなわち乱る。君子窮しても乱れず」と答えました。
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一定の確率で、押し寄せては引く波のように「難」はやっぱり来るのです。
その時に心乱さず、冷静に対処していくのが「君子の道」。
自分の力だけではどうしようもない事態が起こることがあるかもしれません。
そんな時、私の場合は天照大神(あまてらすおおみかみ)にお任せしてしまいます。
大いなるものにすべてを託し「大安心」の心で、自分自身はやるべきことを淡々とやっていくわけです。
人生や経営は、信仰心がないと“なかなか”上手く進めていけないようにも思えるのです。