もう一度真剣に目標設定を!

他人の価値観で生きようと思っても、ムリがあるし苦しいのです。
また「〜ねばならない」ばかりの人生だと、段々と気持ちが持たなくなってきます。
が、自分が本当にやりたいことだと、強制感も疲労感もありません。

「人と会わなければ仕事が成り立たない」という職種があることは重々承知しているのですが、私の場合は今、できるだけ人と会わない選択をしています。
私も営業マン上がりなので「人と会わないのは仕事をしていないのと一緒」という気持ちが強く、部外者との接触ゼロだと何となく後ろめたさがあります。

しかしながら今の「時間足らない病」から脱出するためには、思い切って人との接触を断つ「努力」も必要だと思っています。
例え銀行の支店長がアポイントを求めてきても、内容が薄そうならお断りしています。
こういうのは、自分が20代や30代の時には絶対できなかった芸当です。

会社経営というのは「上り坂」、「下り坂」、そして「まさか」の連続でもあります。
上り坂では有頂天になり、下り坂では必要以上に落ち込み、「まさか」では不安に打ち震えます。
できればこういった浮き沈みの幅を小さくしたいものです。

そのための方法もいくつか発見しています。
「整理・整頓・清掃」は極めて有力な方法の一つです。
「整理・整頓・清掃」をしていると、会社内の「氣」が整うので、災難や不幸がやってくる確率がグンと小さくなります。

また無借金経営や、松下幸之助が唱える「ダム経営」を実践していれば、マーケットの大きな変化にも余裕を持って対応できます。
無借金経営ができないのは「会社運営には借入れが必要」という思い込みがあるためだと思うのです。

借入れや手形を会社経営から排除すれば、経営の安定感がグンと増してきます。
松下幸之助が講演で「ダム経営」の話をしたところ、「余裕がないのでダム経営ができない。どうすれば出来るようになるのか?」の質問がありました。
「まずやろうと思うことですなぁ」というのが答だったそうです。
そうなんです。
やっぱり思いが先なのです。

先日、経営コンサルタントに目標利益を言ったところ「どうしてそんなショボイ数字なのか?」と一喝されました。
もう一度、真剣に目標設定を定め直そうと思っています。