語学の勉強法には様々な方法があり、何が正解というものでもないように思います。
ただ、いかにその言葉と接する時間をたくさん取るかが、進歩のポイントになってくるようです。
先日読んだ投資ファンドの創業者は、学生時代、ラジオでフランス語を3年間徹底的に勉強し、スイスに留学したそうです。
ラジオ講座は20分程度のものですが、予習復習をかかさなかったとのこと。
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3年間ラジオを聴いただけで、留学までできるわけですから、語学というのは「やる気」次第であるのは間違いがありません。
その人は留学先のスイスの投資会社に入社し、その後、日本の証券会社や外資の金融会社で働いたあと、今のファンド会社設立へとつながっているわけで、まさに3年間のラジオ講座が人生を決めたといっても過言ではありません。
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私の知っている英語の達人は、学生時代に語学学習用のテープレコーダーを3つ聞き潰したのだそうです。
その人は東京外国語大学で学び、今は英語のプロの道を歩んでいます。
中国のテレビのコメンテイターとして引っ張りだこの「いま中国で一番有名な日本人」という若い男性がいるのですが、この人の本を読んでも、留学先の中国で朝から晩までドップリ中国語学習に励んだことが書いてありました。
今は普通の中国人より中国語が上手いようです。
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私が20代のサラリーマンの頃、大阪の梅田で働いていたのですが、会社が終わった後に語学学校へ通っていました。
若い人が多く、いっぱい友達も出来たので、通学が苦痛というより、楽しみだった記憶があります。
その中で語学の師匠にしたいような人がいて、その人は私より2つぐらい年上だったのですが、英語とドイツ語が抜群でした。
今、これを書きながらハッとしたのですが、私がドイツ語を学び始めたのは、この人の影響が潜在意識の中であったからに違いありません。
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私は今、英語とドイツ語のクラスに通っています。
英語は1対1なのですが、わずか30分のクラス。
以前は1時間だったのですが、1対1だと苦しくて持たないのです。
30分なら「ア〜、ウ〜」と言っている間に終わってしまいます。
ドイツ語の方は生徒は5,6人なのですが、宿題を全くやっていかない唯一の落ちこぼれとして頑張っています。
今のドイツ語の先生(ドイツ人)は非常にいい先生なので、この先生に習っている間にドイツ語にケリをつけ、次の語学学習へと移行したいと考えているところです(考えているだけで、もう数年経ちました)。