語学は面白い

「英語を勉強しなければならない」といった強迫観念に陥(おちい)っている人は多いと思います。
しかしながら仕事が忙しく、何もしないうちに時間だけがどんどん経っていくわけです。
そんな時は思い切って英会話教室に申し込むのがベストではないかと思うのです。

勉強のクセがついていない時は、他律的にそういう体勢に持っていってしまうことです。
英会話スクールという学習の柱を持つことにより、とりあえずは「勉強しなければ」という強迫観念から解放され、また余裕を持って他の学習メソッド(例えばテレビ英会話など)に取り組むことが出来ます。

私も15年間も英会話スクールに通ったおかげで、英語が話せるようになりました。
今ハマっているのはインターネットを活用したウェブレッスン。
私は夜に会社でウェブレッスンを受けているのですが、移動時間がゼロですむというのは極めて魅力的です。

語学を学習するのに「何のために学習するのかを最初にハッキリさせるべきだ」という考え方があるのですが、私は英語が話せるようになった今でも、なぜ自分が英語を勉強したいのかがよく分かりません。
ましてやドイツ語など、どういう理由をコネたとしても、あまり説得力はないはずです。

結局のところ「勉強するのが面白いから」とか「ドイツ語をマスターしたらカッコいいから」といった単純な理由に落ち着くのではないかと思っています。
「異性にモテたいから」などというのも、立派なモチベーションに違いありません。

本当は「生涯6ヵ国語マスター」などというアドバルーンを上げたいのですが、今のところ英語・ドイツ語・日本語の3か国語に留(とど)まっています。
実際のところ、ドイツ語の次に何語を始めたいのかがよく分からないのです。

一時期CDを使って中国語を勉強し始めた時がありました。
香港で買った、英語で中国語を解説している「超スグレもの」のCD3枚組があり、それさえ聴いていたら中国語をドンドンマスターしていけそうな気がしました(むろん、英語の勉強にもなります)。
ところが海外や中国本土で見る中国人のあまりのモラルの低さに、スッカリ中国語の学習意欲を失い、ただ今挫折中であります。

社会人になってから韓国に3ヵ月も留学して韓国語を学んだ人も知っているのですが「韓国語は韓国でしか使えず、まことに使い勝手が悪い」と上達してから気づいたとのことです。
中国語、韓国語がダメなら、あと思いつくのはフランス語ぐらいしかありません。
私が「いつフランス語を始めるか」は、自分のことながら興味津々なのです。