セミナー講師

「KGリアルターズクラブ」の情報交換会でセミナーの講師をしました。
みんな同窓だし(KG出身)、少人数だし(約20名)、時間も短いので(40分)、ホイホイと気軽に引き受けたのですが、けっこう本気でセミナーの準備をしてしまいました。
従ってその2週間ほど前から、読書数はほぼゼロ。
セミナーの題名は「55歳の知恵…勉強・仕事・不動産・世界情勢」というちょっと変わったものでありました。

今回はパワーポイントでの準備をやめ、レジメもなしで、「しゃべくり」のみの講演としました。
パワーポイントで話すと、内容は全部打ち込んであるので、講師としては気が楽です。
しかし話の内容の融通が利かないことや、時間配分が途中で分かりにくくなってしまうことなど、欠点もけっこうあります(あくまでも私にとってですが)。
それにどういうわけか、パワーポイントでやった時は、セミナーのあと酷(ひど)く「落ち込む」のです。

講師をやろうとすると、数字などをきっちりと覚えるというメリットがあります。
外国の会社名などもしっかり把握。
金融危機の話をするのに「ファニーメイ」や「フレディマック」などの名前も覚えなければ話になりません。
身内相手に話すのは、見栄を張らなくていいので楽ですね。
またこちらの「知性」や「教養」を躊躇なくオープンにでき、それがイヤミにならないので、とても助かります。
セミナーの後の質問で受講者同士がCDSの話をしていましたが、講師(私)の理解度を完全に超えていました。

私のような典型的A型人間が講師を引き受けると、準備万端にしないと気がすまないのも大変なのですが、当日「約束の時間に約束の場所に行くこと」がすごくストレスになります。
セミナーだけは講師が来ないとどうしようもないからです。
プロとして講師の仕事をバンバンこなしていく時期が、いずれ来るのかも知れませんが、今は徹底的な充電期間にしたいと思っています。