本・人・旅

自分に刺激を与え、成長へのモチベーションをもたらしてくれるものに「本」・「人」・「旅」があります。
私の場合、本から得られたものの割合は70%ぐらいあるのではないでしょうか。
あとの「人」と「旅」からは、それぞれ15%ずつぐらいではないかと思います。

本を通して賢人たちと「あっと言う間」に出会うことができ、その話をこちらのペースでジックリと聞くことが出来ます。
本を書く人は賢人ばかりとは限りませんが、どんな本でも1つぐらいは得ることがあります。

仮に同じ話をセミナーで聞こうと思えば、受講料が最低1万円ぐらいはかかるはずです。
本なら30分で読める内容が、セミナーだと1時間半かかり、またセミナー会場への往復の時間も必要です。
こうしてみると、本ほどコストパフォーマンスやタイムパフォーマンスが良いものは、ちょっと他には見当たないのではないでしょうか。

興味があるセミナーがある場合、私はその講師の著書を調べてみます。
セミナーに行くかわりに、その著者の本をインターネットで注文し、全部読んでしまうことがあります。
そうすると実際のセミナーよりも、もっと深い知識や知恵を得ることが出来ることがあります。

もしセミナーの講師が本を出していない場合はどうするか?
そもそも本も出していないような講師の話は、貴重な時間や経費を使ってまで聞く価値がないように思うのです。
従ってパスすることが多いですね。

私も若い頃は結構「セミナー魔」だったのですが、今ほど本を読んでいれば、あんなにセミナーに行く必要はなかったように思います。
ムダだったとは思いませんが、膨大なエネルギーと時間とお金を使ってきたものです。

人との出会いにも刺激を受けます。
私は今、自分よりも若くて「仕事ができて性格もいい」人たちとの接触を、ひたすら求めています。
今からそういった友人たちを作っておかなければ、年いってからでは誰も相手にしてくれないのです。

「旅」は今までは海外ばかりに重きを置いてきたのですが、最近は国内の神宮めぐりに俄然興味を持ちだしました。
先日行った出雲では「出雲大社」の神気に感銘したのは勿論(もちろん)のこと、須佐神社の透明感に心打たれました。

クルマでの旅が中心ですが、今度関東に存在する鹿島神宮香取神宮に行く夢が叶いそうです。
そしてまた別の機会に、九州にある宇佐神宮と弊立(へいたて)神宮にも行く機会を作りたいと思っています。