わくわく「神旅(かみたび)」

旧暦の10月は神無月(かんなづき)と呼ばれているのですが、全国から神々が集う出雲では「神在月(かみありづき)」と呼ばれています。
出雲では様々な神事が執り行われるのですが、それに伴って多くの人たちも全国から集まります。
私の友人も「神在月」に出雲へ行きました。

普段の神社参拝では「静けさ」や「心を整える」といった面が強いのですが、神在月の出雲では、神々が集まっているというパワーや「にぎやかさ」が感じられ「元気をもらえる」や「活力が出る」といった神道の新たな一面を見た気がしたそうです。

神宮参拝や大社参拝は、1度や2度行っただけではその「効果」はあまり感じられません。
フィットネスクラブに1度や2度行っただけでは「いい体形」にならないのと同じで、やはり継続して何度も行くことが大切なようです。
何度も訪れると、ご祭神とのご縁が深まっていくのです。

私は毎月伊勢神宮に参拝していますが「ご縁が深くなっていく」という感覚は確かにあります。
ただし毎回緊張しながら参拝しており、この緊張が解けることは全くなく、神々に馴れ馴れしくなるというわけでは決してありません。
神々の前で自分が示せる態度は「謙虚さ」しかないからです。

古代より連綿と引き継がれてきた神道を、今の世に普及させていくのが自分の使命ではないかという気が最近強くしてきました。
そのためにも神道をもっと勉強していこうと思っています。
日本人が日本の神々を尊ぶのは実に自然で、そこには何の無理も感じられません。

近々、九州の宇佐神宮と幣立(へいたて)神社に行く予定にしています。
それもクルマ旅。
2か所回るだけですが、すべてマイカーでの移動なので4日費やす予定です。
途中3か所に泊まりますが、すべて違う場所になります。

当然ながらその「旅行中継」をこのブログでアップしていきたいと考えています。
とても楽しみにしているのですが、唯一残念な点は、4日間語学のウェブレッスンと、読書ができないこと。
その分、今のうちに“たっぷり”と勉強と読書をしておこうと思っています。