『誰も知らない世界と日本のまちがい』(松岡正剛・春秋社・1,800円)


松岡正剛という名前は、全く初めて。
書店で本を手に取り、面白そうだから購入し、すぐに読み始めました。
近世以降の世界と日本の動きを読み解く、一種の「語り部」と言うのが、本書を言い表すのに一番適しているのではないかと感じます。
それにしても著者の教養の凄さには驚きました。
単に歴史を語るだけでなく、歴史のポイント、ポイントで、その出来事の本質を解説。
何度も「なるほど」と納得しました。
これほど教養のある人を私は、渡部昇一先生以外知りません。
またそんな人を、これだけ本を読んでいるのに、今回初めて知ったというのも不思議です。
いずれにせよ松岡正剛という人は、今後の「読書チェック・パーソン」。
出た本はすべて読もうと思います。
さっそくインターネットで他の著書も注文しました。