本の話

私の地下図書館には「渡部昇一コーナー」や「長谷川慶太郎コーナー」が設けられており、それぞれ500冊以上の本があります。

 

両者とも亡くなられたので、もうこれ以上、本が増えることはありません。

 

渡部昇一先生の著書からは大きな影響を受けてきました。

 

「知」は「力」になり得るということも知ったし、本が知的生活の根底を支えているということも理解できました。

 

渡部昇一先生は世界一の個人蔵書を自宅にお持ちですが、それに対する憧れが私の潜在意識にインプットされ、今の地下図書館につながったのは間違いありません。

 

渡部昇一先生の著書の中には『ドイツ参謀本部』という異色の本があります。

 

これも名著で、これを読んだおかげでヨーロッパや軍事の現近代史が非常に理解しやすくなりました。

 

渡部昇一竹村健一日下公人といった人たちは昭和5年生まれで、この人たちの本を合わせたら数千冊読んできたと思います。

 

最近は歴史にハマりだし、ありがたいことに歴史の本は尽きないほどあります。

 

歴史では本郷和人氏や加来耕三氏や小和田哲男氏や茂木誠氏などがおススメだと思います。

 

私はさまざまな分野の本を読むのですが、著者の属性で言うと、銀座のママやキャビンアテンダントが書いた本はたいてい内容がスカスカでした(偏見ではなく、事実です)。

 

また大学教授が書いた本も面白くないのが多いように思います。

 

卒業大学で言うと、今まで早稲田出身の人の本が面白いことが多かったのですが、最近は慶応出身者の方が期待できるようです。