2008-01-24 『ちょいデキ!』(青野慶久・文藝春秋・730円) 著者は東証一部上場の現役社長。 とはいえ、まだ30代。 肩に力が入らない自然体の語り口に好感を持ちました。 生活やビジネスにおける様々な状況にどう対応するのかの、いわば“ノウハウ”も満載。 例えば「これを言いたいのだけれど、まわりがどう思うだろうか?」と躊躇するケースも多々あります。 その回答として著者は松下幸之助の言葉を紹介します。 「礼儀正しく、誠実に、相手を尊重するのであれば、言いたいことは言うべきだ」。 まさに一刀両断の答えです。