この世の法則

「運の悪い人とは付き合わない」というのは、どうやらこの世の鉄則のようなのです。
松下幸之助竹村健一さんやHISの澤田秀雄さんのような極めて仕事が出来る人たちですら、ほとんど座右の銘のようにして守っていることなのです。

世の中には「〜の傾向のある人たちには、〜のような結果が出がちだ」とか「〜していると、3年後には〜となっている」といった一種の法則があります。
早くそれらに気づくかどうかで、この世での勝利や成功が得られるかどうかが決まってくるように思うのです。

継続した成功を収めている人たちを観察するのはとても大事なことです。
またそういった人たちの考え方を勉強することは、ひょっとして何よりも最優先すべき仕事なのかもしれません。
勉強していると、時には「考え方」を超えた「波動」のようなものが分かってくることがあります。

成功者には独特の波動があるのです。
私の知っている限り「陰徳のある人」は幸福な成功者になっています。
人知れず世のために役立つことを行っている人を、神さまは放っておかないということなのでしょう。

それとはちょっと違うのですが、今まで何人もの上場企業の取締役の人たちとお会いしてきましたが、共通して言えることは「穏やかな」雰囲気と品格を持っているということ。
いくら仕事が出来ても、ガラッパチだったり、品がないことをしていたりすると、上場企業の重役には迎え入れられないということなのでしょう。

私が斎藤一人さんの本を片っ端から読んでいるのは、その波動を感じたいと思っているからです。
また私は鍵山秀三郎先生を師匠として、30代、40代を過ごしてきました。
「鍵山先生ならこんな時どうなさるだろうか?」というのが私の行動基準でした。
当時は鍵山先生と近い波動を私自身が持っていたと思います。

今は月1回神宮へお参りすることにより、神さまの波動を得るようにしています。
神道にはバイブルのようなものはなく、体で感じるのが一番手っ取り早いからです。
仏教やキリスト教も立派な宗教だとリスペクトしていますが、私には神道が一番ピタッときます。
考え方も保守本流へと向かいます。

神宮へ毎月参拝に行っていると、毎回禊(みそぎ)を受けることになるので、心が浄化され、また災難や邪悪なものから守られていることが感じられます。
神宮への信仰が一種の自信につながっているのも事実です。