いい友を持つ

40台を中心とした「仕事ができて性格もいい」人たちと、積極的にお付き合いするように努めています。
その人たちに対して私が「上から目線」でモノを言うということは全くなく、尊敬したり一目置いたりしている人に対しては、自ずとそれなりの礼儀をもって接しています。

中にはビジネスが大成功して、驕りが出てきたような人もいるのですが、そういった場合はサッサとその人から離れるようにしています。
不動産業界でも飛ぶ鳥を落とす勢いの後、言動が傲慢になり、それから3年ほどで没落していった人を何人も見てきました。

そういった人たちとお付き合いしていると、こちらの運気までおかしくなってしまうのです。
「運のいい人と付き合う」は松下幸之助竹村健一さんのような「超・仕事ができる人」でも座右の銘にしていることなのです。
従って、決して“なおざり”にしてはいけない「成功のための法則」でもあります。

「時間に遅れだす」や「人をバカにしだす」など、驕りの兆候はいくつもあります。
「人の悪口を言う」などは驕りとは関係がないかもしれませんが、自分自身の運気に悪い影響を及ぼしてしまいます。

他人だけでなく、もし自分にそういった傾向が出てきたならば、かなり危険状態に入っていると自覚したほうがいいようです。
ただし思い上がっていると自覚すらできないわけで、その状態から戻ってこられるのか、あるいはそのままドツボに向かうのかは、その人の持つ最後の「徳」の部分で左右されるのかもしれません。

神社にお参りに行くと、そういった自分の歪みを直してもらえることができると本で読んだことがあるのですが、参拝するとそれが実感できるのは有難いことです。
神さまを前にしたら、人間なんて実に“ちっぽけ”な存在なので、自然と謙虚にならざるを得ません。

私自身は神道を支えとして、生活をシンプルにし、しかしポジティブに生きていきたいと思っています。
自分よりも若くて頑張っている人たちを見ていると、モチベーションがアップします。
やはり良い友は必要不可欠なのです。