腹八分目が運気を上げる

家でも会社でも、床にモノを置いている割合が少ないほど「贅沢な空間」になるのではないでしょうか。
ゴチャゴチャとモノを置いてしまっては、スッキリした空間は生まれないのです。
スペースでも引き出しでもキャビネットでも、容量以上にモノを入れてしまうと、見た目も苦しいし「氣」も滞ります。

スペースを十分に空けると気持ちいいし、空間自体も生きてきます。
空間でもそうなのだから、時間もそうなのかもしれないと、今ふと思いました。
持てる時間いっぱいに仕事や用事を入れてしまうと、やはり気持ちにユトリが持てないのです。

掃除一つとっても、限られた時間内にやってしまわないといけない場合は、とても焦り、掃除本来の面白さがどこかへ飛んでしまいます。
30代なら次から次へと仕事をこなしていかなければいけないかもしれませんが、還暦以降は自分の納得する仕事をやっていきたいものです。
従って一点集中で、あまりにたくさんの仕事の予定は最初から入れないようにしたいと思うのです。

毎度毎度お腹いっぱいに食べると、健康的にも体型的にもよくありません。
この場合は腹八分目が体調に直結するわけですが、何事においても「腹八分目」が人生をスムーズに進めていくコツなのかもしれません。

「シンプル&ラグジュアリー」が理想です。
シンプルなのは当然のことなのですが、吝嗇(りんしょく)でもって安物で間に合わせるということはやめようと思っています
良いものを必要な数だけ手元に揃(そろ)えたいと思うのです。
良いものからは、いいオーラが出ています。
良いものばかりに囲まれていると、自然にモチベーションが上がってくるというものです。

これはモノでも人でも同じで、いかに良い人たちとお付き合いしていくかは、かなり重要なことだと思っています。
具合の悪い人たちや運の悪い人たちからは、離れていかなければなりません。
こちらの運気までおかしくなってしまうからです。
逆に運のいい人たちと出会っていると、どんどん運気が向上してきます。
もっと言えば、自分がまわりの運気を上げられるような存在になりたいものです。