運のいい人だけと付き合う

「運のいい人たちとだけ付き合う」というのは、
一見薄情なようですが、ここに人生の大きなカギが
あるような気がするのです。

なぜなら極めて優秀な人たちがそれをモットーにして
いるからです。

例えば松下幸之助であり、竹村健一さんであり、
またHISの澤田秀雄さんなどです。

松下幸之助は人を採用するとき「君は運がいいですか?」
だけを訊けばいいと述べています。
竹村健一さんに至っては「運のいい人だけと付き合う」を
座右の銘にしているほどです。

澤田秀雄さんは、ある時期、運の悪い経営者たちを引き上げて
あげようとの気持ちから接触したのですが、自分の運気まで
悪くなったとのことです。

「超・仕事がデキる人たち」が口をそろえて「運のいい人とだけ
付き合う」と言っているわけですから、このことに鈍感であっては
いけないのです。

運のいい悪いは“うつる”のです。
運気の良い人たちは良い波動を出しているし、
運気の悪い人たちからは悪い波動が出ています。

良い雰囲気の神社や自然の中にいると、
自(おのず)ずと心や体が癒されるのと同じように、
いい運気の人たちと接触していると、
こちらまで「やる気」が満ち溢れてきたりします。

運気を阻害するものや具合の悪いものからは、
一目散に逃げないといけないのです。
株だって「見切り千両、損切り万両」というではないですか。