20代のころ本を読んでいて、ビジネスマンでも、学者でも、軍人でも、医者でも、成功する人はみんな「朝型」だということに気がつきました。
「朝型」と早起きとは切っても切れない関係なので、自然に早起きになっていきました。
結局「朝4時起き」あたりに落ち着いたのですが、実際のところ朝4時起きの人はまわりに結構いることも知りました。
会社経営の人もいたし、職人さんでも主婦でもいました。
共通していたのは、みんなビシッとした人たちだったこと。
朝型だと、変な人生になりようがありません。
私もあれだけ商売上の失敗を重ねてきたのに、倒産もせず生き延びてきたのは、ひとえに朝型のおかげだったことが、今となってはよく分かります。
私の体験では、朝4時より早く起きるのは、かえって体に負担をかけたりし、あまりよくないように感じます。
太陽が昇る頃が一番パワーがみなぎっており、この時間を逃す手はありません。
伊勢神宮参拝でも、まわりが明るくなる頃が最もすがすがしく、真っ暗なうちに参拝しても何かピンと来ないのです。
私は読書時間を夜の9時から12時まで取っていて、ここ10年ほどは朝型生活ではありませんでした。
が、最近ひょんなことで、朝5時台に自宅まわりを掃除するようになり、これが「気持ちいいったらありゃしない」の心境なのです。
かつてのように朝型生活に変えていこうかと思案している最中なのです。