早く行った者の圧勝

朝4時ごろに起きている人は、私のまわりにも結構いるのです。
その人たちに共通していることは、皆さん至極マトモで、
信頼できる人たちばかりだということです。
早起きする人で、人生を持ち崩す人は、まずいないのではないでしょうか。

私は今は「早寝早起き派」ではないのですが、かつては早朝に出社していました。
仮に朝6時に出社すると、始業時の9時にはもう1日分の仕事が終わっていることが
多かったように思います。

朝は電話もかかってこないし、頭も冴えているので、デスクワークには最適です。
伊藤忠が深夜残業や夜飲み歩くことを禁止しました。
会社全体で朝型にしていくため、会社で朝食の用意までしているそうです。
社員の健康的にも、業績的にも、大きなプラスだと思います。
(だから伊藤忠の株を買おうと思っています)

私が「朝型生活」を中断しているのは、夜に読書タイムを取り出したからです。
これはこれで上手く行っており、ムリに朝型に変える必要もないと思っています。

最近は時間を決めてやっていくことが苦手になってきました。
旅行だって新幹線や飛行機の時間に合わせるのが苦しく、
その結果、クルマ旅が多くなりました。

人と会う約束をした場合は、30分前に着くようにしようと決めました。
あるユダヤの大富豪がそうしていることを本で読み、
私も真似して大富豪になろうと思ったからです。

若い頃は約束の時間のギリギリに行っていました。
パーティーなどでは遅れていくことも少なくなく、
もうそれだけで信用を落としていることに気づきもしませんでした。

よく政治家などが、パーティーなどに遅れてきて、
しかも早く帰ったりするのを見かけます。
その人たちを観察していると、確かに信用できない人が多いような気がします。

大勢が集まる会食だと、人より早く帰るのは許されるのですが、
遅刻するのはとても印象が悪いのです。
若い人で遅刻する人は大成しようがないのです。

ちょっと緊張を要するような会合やパーティーでは、早
く行けばそれだけ場に馴染むことができます。
つまり、早く行った者の圧勝なのです。