風水の本を読んでいると、片付けや掃除で自分が感じていることと同じことを言っているように思いました。
心の乱れは、服装の乱れや、部屋の乱雑さになって現れます。
逆に、服装を正したり、部屋を整理整頓したりすると、心の乱れが正され、心が良い状態に保たれます。
クルマ一つとっても、内部がグチャクチャに散乱している場合は、違反や事故の確率がグンと高まります。
職人さんのクルマの中を見るだけで、その人の仕事のていねいさや、レベルの高さががスグに分かったりします。
整理・整頓・清掃が行き届いた会社からは、オーラが出ています。
掃除は会社にとって最も大切なことなのかもしれず、「掃除なくして事業なし」と断言していいのではないかと思うのです。
これは会社だけでなく神社でも言えることで、先日、出雲方面の神社めぐりをしたのですが、トイレの清潔さに大きな差があることに驚きました。
神道など「掃除に始まり、掃除に終わる」教えだと思うのですが、それでも随分と格差がありました。
掃除一つとっても「気合」が入っているかどうかは立ちどころに分かります。
たまたま「気合の入った掃除」の神社が、式年遷宮の造営資金の募集をしていたので、多少の寄付をしてきました。
トイレが汚かったら、絶対に寄付などしてこなかったところです。
掃除はそれ自体が厄払いの役割をしているのは間違いがないのですが、飛躍した言い方になりますが「掃除は儲かる」と言い切ってもいいのではないかと思うのです。