不動産業の実務家から不動産投資家に変わったのは、私にとっては大正解で、心も体もとても楽になりました。
不動産投資業の一番大事なポイントは資金と資産(収益不動産)のバランスで、ここを間違えるとアッサリ経営危機に陥ります。
私は会社の上場には興味がないのですが(その能力も意思もない)、「百年企業」は目指しています。
当社は2045年に創立100年となります。
あとわずか23年ほど頑張ればいいだけで、そのとき私はまだ92歳でバリバリの現役のはずです。
今の私が最も重要視しているのがキャッシュの増減。
まさに「キャッシュ イズ キング」なのです。
「キャッシュ イズ リアルティー」ともいわれ、現金こそ「現実」なのです。
利益は「作文」とまでは言わないにしても、例えば減価償却をイジれば簡単に数字を操作できます。
過去最高利益を上げた後、黒字倒産した上場不動産会社もありました。
当社のような小さな会社であれば、預金通帳の金額をいつもチェックし、増えていればニヤリとするぐらいの管理でいいのではないかと感じています。