自分の体の調子やクセを観察している人は、案外少ないように思います。
特に若いころは(そうでなくても元気なので)健康そのものに無関心です。
私はいわゆる「健康本」を数百冊読んできたのですが、同時に自分の体の観察やケアを怠らないようにしてきました。
私の場合、ムリをした3日後に体調が悪くなることがわかりました。
次の日あたりはどうってことはなく(疲労が蓄積しているにもかかわらず)同じようなペースでガンガンやっていることが多いのです。
が、3日目にガクッときて、疲労感満載になります。
さすがに寝込むところまではいかないのですが、何をしてもシンドイのです。
病気の一歩手前と言っても差し支えありません。
ムリをして仕事の量をちょっぴり多くこなせたとしても、そのあとダウンして仕事そのものがストップしてしまったり、あるいは入院したりしては何の意味もありません。
もう一つ私の体調的クセで「寒い時期に体調を壊す」というのがあります。
30代、40代の働き盛りの時には、このことに気がつかなかったのです。
2月が誕生日なのですが、44歳と55歳の誕生日に入院した経験があります。
特に44歳の時は結核で4か月もの入院でした。
ゾロ目が危機の年なので、66歳の誕生日を身構えて待っていたのですが、こちらの方は何の問題もなく過ごすことができました。
今は病気になる2段階手前ぐらいで察知できます。
生活や仕事のペースを落とす程度でいいので、入院と比べると100分の1ぐらいの負担ですむわけです。