短い人生なのだから、いちいちメゲていては時間がもったいないのです。
人生は当然ながら波があり、いいこともあれば悪いこともあります。
しかしそんな「自然現象」にとらわれて、感情までアップダウンさせていては疲れるし、もうそれだけでアタフタと一生が終わってしまいます。
「君子、もとより窮す。小人、窮すれば濫(らん・乱)す」なのです。
「君子だってピンチが来る。しかし心乱れることはない」ということであります。
それに神社参拝を続けていると、ピンチ自体が来なくなるという経験則もあります。
目標を掲げ、それに向かって努力していくのは素晴らしいことですが、努力の過程も存分に楽しんでいきたいものです。
努力は目標に隷属するものではなく、つまり目標のための捨て駒などではなく、努力自体を楽しむことにより、目標もその過程もすべてが輝くものになってくると思うのです。
努力は目標のための犠牲ではなく、それ自体に意義があるのではないでしょうか。
一番大切なことは、淡々と「やるべきこと」をやっていくということ。
才能ですら継続には勝てないのです。
日本の神々には、それぞれ得意技があります。
合格祈願や健康祈願や結婚祈願などいろいろありますが、各専門の神さまに祈願するのが一番です。
神様でさえ、ご自分の得意な分野で力を発揮されるわけで、人間ならなおさら自分の得意な分野に磨きをかけ、それを武器にそれぞれの道で活躍していくべきです。
自分の「得意なこと」や「好きなこと」に集中して頑張ればいいわけで、そんな人生であったなら幸福だし、勝利すること間違いありません。