2日目は甲府から仙台に向かうのですが、ホテルの近くに武田神社があり、そこに立ち寄ってきました。
朝から多くの人たちが訪れ、人気のある神社のようです。
ご祭神はずばり「武田信玄」。
信玄がいる間は他国から侵略されることなど一度もなく、信玄堤で有名なように川の氾濫を抑え、また武田二十四将と呼ばれる強い結束に結ばれた家臣団にも魅力があります。
信玄は今でも地元の英雄です。
昔、山梨県出身の不動産屋さんと話をしたことがあり「自分の村の人間で信玄を尊敬していない者など一人もいない。村で飲み会があると途中から必ず『腕相撲大会』になった」とのことでした。
あの信長ですら、信玄がいる間は一生懸命ゴマをすっていたぐらいです。
のちに天下を取る徳川家康でさえ、武田軍にはボロボロに負けています。
強さだけで言うなら、信玄が天下を取っていても全然おかしくないのですが、京へ上る途中、53歳の若さで結核で亡くなっています。
武田神社のすぐ近くに「信玄ミュージアム」というのがありました。
知識が増えたり、新しい発見があったりするので、こういったミュージアムはできるだけ見ておいた方がいいというのが私の経験則でもあります。
信玄の父は信虎ですが、この人の代で武田宗家や甲斐国衆をまとめ上げているので、相当の実力者であったことは間違いがありません。
が、息子の信玄によって国を追われています。
勝頼(信玄の息子)は、長篠の戦で敗れたり、そののち外交上で大きな失敗をしたりして、結局武田家を滅ぼしてしまったのですが、実は武田の領地は勝頼のときが一番広かったのだそうです。
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快晴のもと、武田神社へ。
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神社にはたいてい階段があります。
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ご本殿。
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武田神社は信玄の住まい跡に建てられたものですが、やはりお堀があったのですね。
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信玄ミュージアム
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ご存知「風林火山」の旗。
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こういう映画があるのですね。