北口本宮富士浅間神社

北口本宮富士浅間神社に行ってきました。

 

この神社から富士山の頂上に登っていく登山道があるようです。

 

ヤマトタケル命が東征の帰りに立ち寄り、この神社を創建したとのこと。

 

ヤマトタケル命は単に軍事的制圧を行うだけでなく、多くの場所で神社をこしらえていることに驚かされます。

 

戦(いくさ)をするのと、土地を切り開き、建物を建てるのとでは、別のエネルギーや人材がいるように思うし、そういった経済力も常に持ち合わせていたのでしょうか。

 

浅間(せんげん・あさま)神社というのは、富士山の周辺にいくつもあります。

 

主祭神はすべて木花咲耶姫(このはなさくやひめ)です。

 

木花咲耶姫は富士山の神さまでもあります。

 

日本の女神さまはみんな清楚でキレイなのですが、木花咲耶姫はその中でも特に美しい方だと言われています。

 

同じように宗像三姉妹の市杵島姫(いちきしまひめ)も超美人と言われており、だれも見たことがないはずなのに、なぜそう言われるのか不思議です。

 

古い神社は、主祭神をお祀りする本殿のほかに、別宮や末社で別の神さまが祀られていることも多く、北口本宮富士浅間神社も例外ではありませんでした。

 

またこの神社には、北条義時武田信玄などの武将も深くかかわっているようです。

大きな樹木に囲まれた参道は、「老舗神社」の特徴です。

神仏習合時代の名残を感じる山門です。

手水舎には、やはり龍がいました。

立派なご神木。

こちらも樹齢千年。

こちらは本殿。

境内の様子

伊勢神宮の内宮・外宮でも、立派なお社の別宮としてお祀りされているシナツヒコ命とシナトベ命が、かわいいお社にお祀りされていました。

風の神様です。

神道を深く研究し、世に広めた4人の方々のお社もありました。

荷田東麿 ⇒ 賀茂真淵 ⇒ 本居宣長 ⇒ 平田篤胤 と、 それぞれ「師匠⇒弟子」の関係になります。

先日、訪問した諏訪大社のご祭神も祀られていました。

コトシロヌシ命と、その奥さんのヤサカトメ命です。