日本の神さま

日本には神社が8万社以上あると言われています。

 

その中で別格中の別格は伊勢神宮で、日本最高の神社です。

 

「神宮」や「大社」がつくところは、格が高く、有名な神社が多いのですが、単に「神宮」と言えば、それは伊勢神宮のことを指します。

 

伊勢神宮のメインのご祭神は天照大神(アマテラスおおみかみ)。

 

変な言い方ですが、天照大神は「この世的な神さま」の中では最高峰におられ、日本神道全体から言えば、天御中主神(あめのみなかぬし)がその頂点におられるようです。

 

天照大神の弟にスサノオの命(みこと)がおられます。

 

天上界で散々悪さをして地上に追放され、その後ヤマタノオロチを退治して英雄になりました。

 

出雲系を代表する神様です。

 

天上界から降りたあと、出雲を訪れる前に、朝鮮半島に足を踏み入れたという話もあります。

 

出雲の神社に行くと、出雲大社を始め、独特の波動が感じられます。

 

スサノオが晩年過ごしたと言われる「須佐神社」も出雲にあるのですが、何とも言えない純粋な雰囲気を漂わせています。

 

女神様は竜宮界の方が多いのですが、女神さまの中でも絶世の美人と言われるのが木花咲耶姫(このはなさくやひめ)と市杵島姫(いちきしまひめ)。

 

誰も見たことがないはずなのに美人だと言うのは不思議ですが、きっとスピリチュアル的に見ることができる人もいたということでしょう。

 

コノハナサクヤヒメは、天照大神の孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)と結婚し、のちにその子孫が天皇家となります。

 

イチキシマヒメは宗像(むなかた)大社や厳島(いつくしま)神社に祀られている三姉妹(他にタゴリヒメとタギリヒメ)のひと柱です。

 

姉のタゴリヒメは大国主命オオクニヌシのミコト)と結婚されています。

 

神社には必ず「ご祭神」がおられるのですが、その神さまの物語や背景を知っていると、神社めぐりが10倍楽しくなります。