オオクニヌシ

神道キリスト教や仏教のような世界宗教ではなく、日本独自の宗教です。

 

ちなみにヒンドゥー教世界宗教とは言い難く、インド国内のみで信仰されています。

 

日本神道が日本の宗教なら、キリスト教が入ってくる以前のヨーロッパにも(大きな意味での)神道があったのではないかと感じます。

 

アーサー王伝説などは「ケルト神道」の神話と言ってもいいかもしれません。

 

また音楽家ワーグナーの表現する世界は「ドイツ神道」そのものだと思うのですが、いかがでしょうか?

 

例外的に海外にも日本神道の神社が祭られており、ハワイには「ヒロ大神宮」、またヨーロッパのサンマリノ共和国の中に「サンマリノ神社」があります(両神社ともご祭神は天照大神)。

 

日本の2大神社は伊勢神宮出雲大社です。

 

伊勢神宮には「弦楽器のような」繊細な波長があるし、出雲大社には「打楽器のような」力強い独特の波動があります。

 

出雲大社のご祭神は大国主命(オオクイヌシのミコト)です。

 

いじめられっ子で兄たちから2度も殺されています(その都度、神々の力で生き返りました)。

 

イケメンでモテモテだったのも大国主命の特徴で、名前が分かっている妻だけでも10人ぐらいおり、子供は180人いたと言われています。

 

各地の豪族と同盟を結ぶとき、その一族から妻を迎え、統合していったという側面もあるかもしれません。

 

大国主命はまた多くの名前を持ち「オオクニヌシ」のほかに「オオナムヂ」や「アシハラシコオ」や「ウツクシクニタマ」や「ヤチホコノカミ」などとも呼ばれています。

 

エネルギー量が途轍(とてつ)もなく大きく、それだけ多くの役割や仕事を成し遂げてきたということでもあるのだと思います。