神々のパワー

平成25年(2013年)5月10日に出雲大社で60年ぶりの式年遷宮があり、同10月2日には伊勢神宮内宮でも20年ごとの式年遷宮が執り行われました。
両方の式年遷宮が重なるのは日本の有史以来3回目だと読んだことがあります。

先日、出雲大社を訪れたのですが、仮殿の時よりもずっとパワーが増しているのを感じました。
いよいよ大国主命オオクニヌシのみこと)が本気モードで活躍される時代になってきたわけです。
何せ「富」の神さまなので、これで日本国が繁栄しないわけがないのです。

伊勢神宮の内宮では右の御殿から、新築された左の御殿へと天照大神(アマテラスおおみかみ)がお移りになられました。
右を「米の座」といい、その間は安定の時代が続くと言われています。
また左を「金(かね)の座」といい、「活発化」や「繁栄」を意味するとのことです。

長いデフレの時代を終え、いよいよ日本は繁栄発展の時代に入りました。
伊勢神宮にせよ、出雲大社にせよ、日本の神々がパワーを発揮される態勢が整ったわけで、ここで頑張らなければ(氏子である)日本人とは言えません。

伊勢神宮には式年遷宮のハイライトである「遷御の儀」以来、私は27回連続で毎月お参りに行っています。
最初の頃は「こんなに毎月お参りに来ないで、その分、仕事に励む方がいいのではないだろうか?」と疑問に思ったりもしていました。

が、最近は明らかに「神さまによって守られている」という実感があり、もうやめるわけにはいかなくなりました。
会社経営などをしていると、周期的に具合の悪い状況に陥(おちい)ります。
クレームやトラブルなどはその最たるものですが、神さまのパワーでそういった禍事(まがごと)が寄りつかなくなるような感じがするのです。

神さまのお力をお借りするためには、やはりご縁の深さが影響してきます。
私は神宮(大きな神社)や有名な神社を訪問する時は、できるだけ寄進するようにしています。
神さまとのご縁を少しでもいただきたいという気持ちからです。