44歳の時に結核で4か月もの入院をし、時間だけはたっぷりとあったので、病院で本を相当読みました。
当然ながら不動産の本も読もうと試みたのですが、どうしても読む気にならないのです。
「体力・気力の限界」を理由に大相撲の横綱は引退していきますが、ひょっとしたら自分もこのへんが、不動産業界で頑張る限界なのかもしれないと、ふと思ったことを覚えています。
そこからまだ20数年、いまだに不動産業界に籍を置いているのですが、あまり不動産の勉強はしてこなかったように思います。
不動産業界に身を置いていても、不動産関連の税金や法律をキチンと把握している人はそんなにいないように思います。
逆にそういったことをシッカリ勉強していると、それだけで差別化になるわけです。
分厚い専門書や、中身が難しい本など、手に取ることもなく最初から敬遠することが多いのですが、「ヨコ勉」を開発してからは、そういった気持ち上のバリアがなくなりました。
「ヨコ勉」とは「わかっても、わからなくても」ページをどんどん捲(めく)っていく読み方で、その代わり同じテーマの本を何冊も読んでいきます。
いろいろな都合が重なり、月曜日の午前中に会社で「ヨコ勉」をすることになりました。
今までツンドクになっていた、面倒くさそうな本をデスクに積み上げ「ヨコ勉」をスタート。
まわりで他のスタッフが仕事をしているので、適度な緊張感があり、かえって本に集中できました。
自宅やカフェで勉強するよりも効率がいいのではないかと思ったぐらいです。
なにより不動産の勉強がとても面白いと感じました。
オフィスとヨコ勉とは相性がスゴクいいようです。