やることを絞ってシンプルライフ

炊事・洗濯・掃除のほかに「名もなき家事」というのがあり、名前がついていないぐらいなので、その存在をつい忘れてしまうのですが、案外、時間を食うのです。

 

仕事でも「雑用」というのがあり、下手すると何をやっているのか分からないうちに1日が終わってしまうことがあります。

 

しかしながら「名もなき家事」も「雑用」も、手を抜くと途端に周囲が乱雑になったり、思わぬ支障をきたしたりします。

 

ていねいに一つ一つ片づけていくというのが正解だし、そうすると心も整ってくるのですが、とにかく時間がかかって仕方がありません。

 

これを解決するのは大変難しく、私はもう諦めました。

 

そのかわり生活全般をシンプルにし「やるべきこと」を絞るようにしたのです。

 

私のやるべきことは「読書」と「語学」と「投資」だけ。

 

あとはもう「どちらでもいいこと」であります。

 

「どちらでもいいこと」に執着したり、煩(わずら)ったりすること自体が時間のムダで、気にせずに自分自身はドンドン進んで行けばいいと思っています。

 

幸か不幸か、人と接する機会が減少し、社交のことをあまり考えなくてもよくなりました。

 

やるべきことに集中していく絶好のチャンスでもあります。

 

目標は持った方が(寄り道しないので)ゼッタイいいと思いますが、それに向かう努力の過程も存分に楽しんでいきたいものです。

 

道中も大いに楽しみ、目的地に着いてからも楽しめるのであれば、それは最高の旅であり、最高の人生でもあります。