いい場に身を置く

自分が気づいている、気づいていないにかからわ
らず、悪い習慣が身についてしまっていることが
あります。

ギャンブルなどは論外ですが「こういうことを止
(や)めた方が自分の人生向上にはいいに違いな
い」といったことは少なくないと思うのです。

私の場合の悪い習慣というのは、時間をムダにす
る行為です。

自分の人生で「やりたいこと」や「やるべきこと」
を、「読書・語学・投資」に絞ったのは大正解で
した。

以前はこの中に「コインパーキング」を入れてい
たのですが、もう少し大きな概念の「投資」に代
えました。

「やるべきこと」を阻害するものが悪い習慣とい
うことになります。
むろん、気の合う仲間や家族との会食などは喜び
であり、時間のムダとは全く思っていません。

いい習慣を行う場もあれば、悪い習慣を行う場も
あります。
ならば、いい習慣を行う場へ行き、悪い習慣の場
からは遠ざかればいいわけです。

最近は知的作業を行うために、わざわざホテルに
宿泊することがあります。
諸々の雑用から解放された、非日常的な空間に1人
でいると、ものすごく集中力が高まり、原稿書き
や読書に没頭することができます。

シンガポールラッフルズホテルや、バンコク
オリエンタルホテルなどは、世界的な有名作家が
何日も滞在して原稿を書いたことで有名ですが、
その意味がわかるような気がします。

幸い私には、会社の愚痴や人の悪口を言い合う友
人はゼロですが、もしそんな場(例えば飲み屋)
があるとしたら、一目散に離れることにしていま
す。

逆に、超一流や一流の人たちが集まる場に身を置
くと、必ず勉強になることがあると思うのです。

「いい習慣を身につける」とはそれなりの場に身
を置くということでもあります。

家であっても私の場合、テレビのあるリビングよ
りも、本が読める書斎にいる方が、圧倒的に濃い
時間が持てます。

良い場に自分を置くということは、人生成功への
コツだし、とても大事なことだと思うのです。