北九州へのクルマ旅 その1

北九州市小倉に行く用事があり、例によってクルマで向かいました。

午前10時半に宝塚の自宅を出発し、小倉のホテルに着いたのが夜の7時。

8時間半かかりましたが、想定内です。

クルマで東へ行くときは少々緊張するのですが、西に向かう時はなぜかリラックスします。

ちょうど海外旅行で欧米へ向かう時は緊張し、アジアへ行くときは気持ちが楽なのと同じような現象かもしれません。

今回は北九州ナンバーワンの不動産会社に訪問するのがメインの目的で、またせっかくなので宗像大社(むなかたたいしゃ)に参拝に行くことにしています。

北九州市は1963年に、門司、小倉、若松、八幡、戸畑の五市の合併でできた政令指定都市です。

当時、政令指定都市になるには100万人の人口が必要だったように記憶しているのですが、今の北九州市は少し人口が減り95万人ほど。

もっと減っていてもおかしくないような気がするので、よく頑張っている方だと思います。

クルマで走っていると、知らない街でも大体の人口を推測することができます。

JR小倉駅の周辺には高層ビルが立ち並び、大都市の風格がありました。

日本の人口は縮小していますが、東京都心には人が集まってきています。

また札幌、仙台、広島、福岡といった地方中核都市も、その周辺の街から人が吸い寄せられ、その地域での一極集中化傾向が見られます。

北九州市の近くには福岡市という中核都市があり、どちらに魅力があるかと言えば、やはり福岡に軍配を上げざるを得ません。

これぐらいの大きな市になると、まさに大企業の経営と同じで、首長のビジョン創出力と経営手腕によって、今後の発展具合が大きく違ってくるように思います。

北九州市の健闘を祈っています。

JR小倉駅から伸びているモノレールにも乗ってみました。

街を見下ろす形になるので、街の様子がよく分かって面白かったのです。

もしこの街で不動産を買うのなら、極力JR小倉駅に近いマンションを購入するのがいいように思います。

それ以外は値下がりリスクがあるような気がしました(関係者の方がおられたらゴメンなさい)。