ある会合

4つの大学のそれぞれの卒業生で、不動産ビジネスに携わる人たちの懇親会に参加しました。

私はサラリーマンの経験もあるのですが、その時に一緒に働いていた人とも偶然出会いました。

その人は今69歳なのですが、不動産鑑定士の資格を持っており、今も週3回その技能を活かして、大手の鑑定会社で顧問として働いているそうです。

それ以外にも、人から頼まれ、ある予備校の校長もしているとのこと。

その人は性格も良く、子どもにも孫にも仕事にも恵まれ、有名ではありませんが、まさに「人生の成功者」だと思います。

私の会社も”とても”小さいのですが、1人で悠々と不動産業を営んでいる人たちとも知り合いました。

その一人は、ある大地主さんの借地の管理を任されているのですが「それだけで十分に食っていける」とのこと。

また別の人は京都の事業用借地だけを取り扱い、それだけで30年間商売をしてきたとのこと。

全くガツガツした雰囲気はなく、商圏や商材を絞ったニッチ産業は、逆にブルーオーシャン(競合相手のいない市場)になるのかもしれません。

そうかと思えば大手企業に勤め、取締役や部長職になっている人たちもおり(中には社長も)、何か案件がある時に、そういった人たちのルートを使えば、話が早く通じそうな気がします。

こういった会は定期的に参加して顔なじみを作っていかないと、行っても知っている人が少ないと、段々と疎遠になっていきます。

「行くなら徹底して行く、行かないなら全然行かない」を決めておくべきで、中途半端では時間やお金の無駄遣いになってしまいます。

そんなに頻繁に会が催されるわけでもないので、私は「極力行く」ことに決めました。