宗次徳二さん

カレーチェーンの「CoCo壱番屋」の創業者の宗次徳二さんの本を読むと、いろいろと考えさせられることがありました。

 

宗次徳二さんは孤児院出身で、のちに養子にもらわれたのですが、子供の頃は極貧の生活をしていたそうです。

 

社会へ出て不動産会社に就職し、住宅メーカーを経て、不動産仲介業として独立。

 

不動産仲介というのは売上が安定しないので、別に喫茶店をオープンさせたのですが、喫茶店の面白さに目覚め、不動産店の方はサッサと撤退したとのこと。

 

茶店で提供したカレーが評判で、喫茶店をやめ、今度はカレー専門店に転換しました。

 

そのカレー専門店の数が一つ一つ増えていき、今では国内最大になっています。

 

が、今度はそれをハウス食品にすべて売却しました。

 

宗次徳二さんは自身が社交的でないこともあり、朝5時からずっと店を離れずに働いたようです。

 

ふつう少し経営がうまくいくと、すぐに経営者団体や異業種交流会に参加しだしたりするものです。

 

その全国大会や研修会などに行くと、何だか仕事をしたような気になったり、そこで知り合った人たちと飲みまわったりするようになりします。

 

私の経験を振り返っても、セミナーや勉強会や交流会に出るよりも、自分の店で懸命に働いていた方がずっとよかったのではないかと、今となっては思います。

 

経営者が職場を離れる時間が長くなると、社員の離職率が高まるのは、一つの法則のようなものでもあります。

 

私もまた、かつてはデキの悪いコンサルタントを会社に入れてしまい、社内をかき回され、会社がおかしくなった経験があります。

 

宗次徳二さんいわく「細かいことを言わなくても、増収増益であれば何の問題もない」とのことで、確かにそうかもしれません。

 

宗次徳二さんも掃除をよくされ、私には鍵山秀三郎先生と二重写しに見えるところがあります。