会社の場合は備品だけでなく、書類も捨てなけれ
ばなりません。
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これだけは放っておくと溜まる一方で、担当者は
もう会社にいないのに、何の役に立つのか分から
ない書類だけが倉庫に残っているというケースは、
どこの会社でも少なくないと思うのです。
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これなども、組織のトップ(たいていは社長)が
指示して”ばんばん”捨てていかないと、スタッフ
では責任が取れないので決断できないのです。
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捨てる書類の期限を切り、その「賞味期限」が過ぎ
たら自動的に捨てる作業を行うことも大切です。
そうでないと、倉庫のスペースをいくら借りても
キリがありません。
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当社は今まで4回引っ越していますが、その都度
山のような備品と書類を捨ててきました。
引っ越しは絶好の「モノ捨て」のチャンスでもあ
ります。
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意図して定期的に引っ越しを行うというのも、
戦略として悪くないかもしれません。
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引っ越しすると、新しいエネルギーが入ってくる
ように感じるし、「やる気」も満ちてきます。
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備品や書類だけでなく、小売業などの場合はデッド
ストック(不良在庫)の問題が出てきます。
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ファッション産業に従事している友人から聞いた
ことがあるのですが、新しい商品が出ると、最初
はパッと売れるのだけれど、そのあと「いかに
うまく損しながら処分していくか」が一番大事な
ポイントなのだそうです。
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デッドストックの直訳は「死んだ在庫」です。
文字通りデッドストックからは死臭が出てくるの
です。
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小売店などでも、売れない商品ばかりが残ってし
まうと、店全体が“どんより”とした空気に覆(おお)
われ、そこに行っても買うのもがないという魅力
のないお店になってしまいます。